主治医が来た

夕方、ベッドで横になってたら突然「よっ！」と主治医が来た。
手術後初だ。

「医師（読み：せんせい）、ありがとねぇ。。。」
ずっとお礼が言いたくてたまらなかったから、言ったとたんに涙が出てきてしまった。
人前で涙を流すのは久しぶりだ。

医師　「おぅ！赤ん坊の状態がよくてよかったなぁ。」
ワタシ「（涙ながら）ウンウン。」
医師　「俺、あれから学会でいなかったんだけど、帰ってから聞いたら呼吸器が外れたっていうから、エエエッ！て驚いたんだよ。ほんとよかったなぁ〜。」
ワタシ「（涙、涙で）ウンウン、医師がいなかったらどうなってたか。。。医師が早くに手を打ってくださったから。。。（涙、涙）」

医師　「俺、実は手術のとき5：5、いや6：4でダメ（死産）だと思ってたんだよ。」

ワタシ「へ？」
医師　「いやマジで。そのくらいヤバかったんだから。」
ワタシ「そなの？」
医師　「ウンウン。これからが大変だけど頑張れよ！」
ワタシ「（また涙で）ウンウン。」

普段は言いたい放題の医師だけど、手術前は気を使ってくれてたんだなぁ。。。
でも、6：4でダメだと思ったなんて言いに来たりして、やっぱりI医師だわ。
赤ん坊のことを、もう大丈夫だと思ったから言いに来れたんだろうな。
でもなぁ。。。ふつう言うかぁ？